離乳食

離乳食を食べないで遊ぶのは何故?集中力皆無でどうにもならない遊び食べを軽減させる方法とは?

こんにちは!栄養士のてばさきです。

この記事では離乳食で食事に集中できずにエプロンやスプーン、ご飯などで遊んでしまう赤ちゃんへの対処法を解説していきます。

離乳食を初めてから時間が経つけど、段々食事に集中しなくなってきたしちゃんと食べずに遊んでることが多くなってきたなぁ…

食べないから食事の時間が無駄に長引きすぎてしんどいしもう嫌になってきた…

離乳食の時間がストレス過ぎるからなんとかしたい…でもどうしたらいいんだろう…

 

折角用意した離乳食、ちゃんと食べてくれずに遊んでいられると最初は我慢できても段々嫌になってきてしまいますよね。

毎日のことですから長い時間食事に付き合うのも気力がもたないでしょうし、むしろこれまでよく付き添ってきたことと思います。本当にお疲れ様です。

遊び食べの原因には複数の要因が絡んでいる場合もありますが、根本的な理由は離乳食やその他への興味関心(食事を摂る以外の事)にあると思われます。

その興味の対象を特定することで対処することができる場合がありますので、お子様の遊び食べの理由を探っていくと解決に向かう糸口が見つかるかもしれません。

この記事では興味の対象の事例とその対象別で行うと良い対処法について書いています。

悩みをお持ちの方は是非ともご参考までに読んでいってください。

1.離乳食の遊び食べは興味の対象が分かれば対処可能

離乳食の遊び食べは中期以降に起こることが多く、その主な要因は食事を摂ること以外へ興味が向いていることにあります。

本来であれば遊び食べも発達の一種なので見守りましょうと言うのが通説ではありますが、もう散々見守って疲れ果てたことかと思いますし、遊んで全く食べないよりかは少しでも食事を摂ることができる環境づくりをするほうを優先したいところですね。

まずは食事を摂ってくれるように以下のことに取り組んでみてください。

遊び食べを改善する3か条

興味があるものや遊び方はその子によって様々かと思いますが、遊び食べを抑えるためには3つのポイントを押さえましょう。

遊び食べ改善3か条
  1. 興味・関心のあるものを消す
  2. 興味・関心のあるものから逸らす(上書きする)
  3. 興味・関心のあるものを飽きさせる

これらをまず覚えておいてください。要は食事の間は興味のある対象のものを一旦引き離すのが重要です。

そして別の興味のあることをねじ込むイメージです。食事そのものでもいいですし、食事を摂ることに影響しない別の事でも良いです。

興味の対象は様々で特定が難しい場合もあると思いますし、3つの方法をどう当てはめたらいいか分からないと思いますので、主な具体例を元に3つのポイントのどれを採用するのか例を挙げています。当てはまる事例があれば参考にしてもらえたらと思います。

1.離乳食自体で遊んでしまう

離乳食自体をグチャグチャに遊んでしまう場合は『②逸らす』が最も良いでしょう。

離乳食そのものを用意しないなどは不可能ですし、食事の時間以外で触らせて遊ばせることも難しいと思います。

逸らす方法としては親御さんが代わりに食べるふりなどをして関わるでも良いですし、抵抗がなければ映像端末を活用しながらの食事でもいいと思います。

好きなぬいぐるみなどを持ち出してくるのも良いですね。とにかく外へ興味を逸らしてみてください。そちらに集中している間に口に運んであげると案外食べてくれる場合があります。

2.エプロン、食器、スプーンなどの道具で遊んでしまう

エプロン、食器、スプーンなど特定の道具で遊んでしまう場合には『①消す』『③飽きさせる』が良いでしょう。

離乳食時だけに出てくる道具達に興味を持っているのだとすれば、食事以外で触らせて散々遊んでもらってから食事に臨むとマシになってくるかと思います。

もしそれでもどうしても興味がなくならないのであれば、少々不便ではありますが、その場から無くすのもひとつの方法です。(※例えば食器で遊ぶのであればラップを敷いて机に直置きで用意する、スプーンで遊ぶなら手掴みの食事だけにしてみる、等)

特にエプロンなどは遊ぶ以外にも不快感で触って取ろうとしていたりもするので、思い切って無くすと食事が進むことがありますので、今一度観察して見ましょう。

3.親の反応で遊んでしまう

特定のものが気になっているわけではないけどこちらを見ながら様々な方法で遊んでいる場合は親の反応を見ています。『③消す』『②逸らす(上書きする)』で対応しましょう。

親の反応が好奇心を刺激しているため、反応を消すことが重要になります。

スルー出来るのであれば構わず叱らず見守ってみてください。気持ち的に難しい場合には、前述したような逸らす方法で対処したほうが上手くいくかもしれません。

後は出来るタイミングが毎回あるわけではないですが、食事介助を別の人にやってもらうと急に食べることがあります。他の人で食べる場合はどのような雰囲気で食事が進んでいるか様子をみてみると何か気づきがあるかもしれません。

その他遊び食べの要因

遊び食べの主な事例と対処法を挙げましたが、他にも要因となっている事例があります。

好奇心とはまた別の原因を持っている(もしくは双方に原因がある)、具体的には食事や環境への『飽き』『不快感』が原因になっている場合です。

例えば以下のような事例です。

  • 味付けや好み問題での食事拒否(※食べムラがある場合)
  • 体勢の不快感・・・ハイローチェア×、バウンサーや抱っこなど)
  • 場所、環境への飽き・・・外で食べる、食器などの変更、テレビや映像端末の活用
  • 自分で食べたい意欲を削がれている不快感・・・食べやすさへの配慮(手掴み食材、野菜スティックなど)
  • 歯が生えるタイミングでの不快感

味付けや好みの問題

食べムラがあり、メニューによって遊んだり食べたりする。好きなメニューでも飽きて食べず遊ぶこともあるなどの場合は飽きやこだわりによるものなので、食事そのものに手を加えるほうがいいでしょう。

好きな食べ物を混ぜるなどして上手く取り入れたり、味やメニューの変更で解消されるかもしれません。後期であればぜひ調味料を上手く活用してみてください。

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体勢の不快感による問題

離乳食時期にハイローチェア、お座りチェアを活用している場合がほとんどかと思いますが、その体勢が嫌いだったり、気持ち的に嫌だったりする場合があります。

座らせるだけでもう既に機嫌が悪くなっているかも?という時は体勢の不快感を感じてるのかもしれません。

こういった場合は抱っこで食べさせてみると食べ進めてくれることがあります。

バウンサーがあればバウンサーの上で食事介助をしてみるのも上手くいく場合があります。

ただしどちらの場合も安全面には十分に配慮して、喉に詰まることがないように気をつけてください。あまりに硬い大きい形状のものは座り体勢の時よりも詰まりやすいので、通常よりも柔らかめで緩めのテクスチャの食事から様子を見ましょう。

場所、環境への飽きによる問題

いつも同じ場所や同じ環境で食べていると他へ興味が移りやすくなるといった意味でも飽きが出てくる要因になります。

例えば家ではそんなに食べないのに何故か実家や外食での食事となると急に食べ始めるといった事があり、その場合は場所や環境にマンネリ化を感じているということになります。

とはいえ毎回外食や外に連れ出すというのもあまり現実的ではないので、もしお庭があればちょこっと外に出てピクニックのような感覚で食事を促してみるのもいいですし、家の中であれば窓際で外の空気を入れつつ、外を見ながらの食事の環境を作るのもいいでしょう。

他には食器などを変えてみて変化をつけるなどもいいですし、食事中を楽しいものにする手段として、好きなテレビや映像を活用するのも手軽ではあるので抵抗なければやってみてください。雰囲気を少し変えるだけで食べ進めるきっかけになるかもしれません。

自分で食べたい意欲を削がれている不快感

スプーンの記事でも少し触れていますが、ごくたまに人に食べさせてもらう事があまり好きではなく、自身でご飯を食べたいといった意欲を持つ子がいます。

自分で(上手く)出来ない場合の不快感からくる遊び食べになっている場合ですね。

この場合はまず自分で食べやすいスプーンを持たせたり、片栗粉などを用いて自分で掬いやすいテクスチャにしてみるなどがいいですね。

手掴みで食べる意欲も持ち合わせているはずなので、自ら掴んで食べれるようなメニューに変えてみるのもいいと思います。

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歯が生えるタイミングでの不快感

ある時期からパッタリ食べず遊ぶようになってしまったといった場合、歯が生え始めてる時期に差し掛かっている可能性があります。

これはスプーンが歯の痒い部分、もしくは歯自体に当たる感覚を嫌がっているなどが要因になっているかもしれないので、手掴み食べできる食事で凌げるかもしれません。

時間で解決する事例ではありますが、他にできることとしては、食事前に歯固めを使うなどがいいかもしれませんね。とにかく不快感を少しでも取り除ければ食事に集中できる余地はあると思います。

2.離乳食で遊び食べをしてしまう理由とは?

離乳食での遊び食べは好奇心が芽生えてくることによる食事を摂る以外への興味・関心が主な要因となります。

あともうひとつ大きな要因があり、まだ離乳食と母乳(またはミルク)を併用している時期であること。つまり単に栄養が足りていてお腹があまり空いていないことも原因の一部となります。

遊び食べ自体は今後も続くのは否めないですが、全く食べずに遊んでいるといったことは授乳量が減るにつれて食欲が出てくるので自然と改善されていく場合が多いです。

しかしながら焦って改善しようと断乳をすることはあまりおすすめしないです。なるだけ自然な形で卒乳することが望ましいと考えています。

なので現状できることは授乳のタイミングをずらしたりしてお腹が空きそうな時間帯にあげるなどです。前述した方法とあわせて試してみると上手くいきやすいと思います。

朝・昼はあまり食べないのに夜は食べるといった子の場合は授乳タイミングや食事前の活動量が影響している可能性があります。その場合一旦3回食を2回食に減らしてみてしっかり食べるようになるか見てみてもいいですし、一回の食事量自体を減らすと完食へ向かいやすいです。ご参考までに頭の片隅に入れておいてもらえると幸いです。

3.離乳食の遊び食べを軽減•改善した体験談

離乳食の遊び食べを軽減したり改善できた事例をご紹介します。

味、メニュー変更

https://twitter.com/fkgutqcpdxkklhc/status/1405756909987135500?s=61&t=62rIYyicrV3ioA_bAJyh5w

 

道具の変更、不使用

 

体勢・姿勢の変更

https://twitter.com/syoyumochimochi/status/1588154380087603201?s=61&t=i5G3lcUb2Q-wijUa_FPJBQ

https://twitter.com/kiki_032jp/status/1407651973659197440?s=61&t=OKOst9g0-XRfrOB55AQ1BQ

 

自分で食べたい意欲を優先

https://twitter.com/berlinenikki/status/1552784442359431169?s=61&t=1TyFrA6XRvmQsWTZFRNzow

 

親や映像へ気を向ける

https://x.com/mu_____giii/status/1731455574443954620?s=20

 

人を変える、環境を変える

 

 

まとめ:離乳食を食べないで遊ぶ場合は興味を逆利用する

結論、離乳食の遊び食べは好奇心からくることが多いため、逆に興味を利用して他へ促したり排除したり飽きさせることで食べ進めやすくなります。

しかし、授乳量であったり不快感を感じている場合だと別の対策で対応した方が上手くいきやすいため要因を見極めることが重要になります。

 

後は、あまり頑張りすぎずに時間を決めて切り上げることも大事です。親御さんであってもずっと付き添っている必要はありませんし、精神的にしんどくなってしまいます。

離乳食を処分することが勿体無くて悲しい気持ちもとてもよくわかります。辛い場合はBFに頼ってもいいですし、それすら辛いのであれば一旦離乳食をお休みすることも考えてみてください。下記の記事で離乳食中断について書いています。頑張りが報われなくて辛い時は一度心を休ませてくださいね。

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この記事が何か役に立ちましたら幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。