汚れ対策

失敗しない!離乳食エプロンの選び方は?長袖タイプとシリコンタイプ併用がおすすめ

 

こんにちは!栄養士のてばさきです。

この記事では汚れづらい離乳食を行うための最も適切なエプロンの選び方をご紹介します。

離乳食が始まってとりあえず買い揃えたお食事エプロンでやってみてるけど、服にも床にも色んなところに汚れが付いて大変すぎ!

今のエプロンも気になって触るし遊んでしまうのも困る…エプロン自体をもう取り払うべきかな…でもそうすると余計に汚れるし…どうしよう。

離乳食が始まるときはよくわからずに買い揃えたものでひとまずスタート!になりがちですよね。

まだこれから買う方ももちろん、もう買ってしまって一旦やってみてるけどエプロンで遊んでしまっていたり、何だか汚れを受け止めたり防げている気がしないという方は今一度エプロンを見直してみましょう。

服や床が汚れ辛いエプロンの形状や種類を把握しておくことで、離乳食後も長く続く食べこぼし幼児食を乗り切る手助けになることと思います。

エプロンはこれひとつで片付け負担が激減する可能性を持つ重要アイテムなので、今後の離乳食の参考にしてもらえると嬉しいです。

1.離乳食で汚れるエプロンと汚れないエプロンの違い

汚れないエプロンをご紹介する前に、離乳食で汚れるエプロンと汚れないエプロンの違いを抑えておきましょう。今の手持ちやこれから買おうとしているものが当てはまっていないかチェックしてみてください。

 

まず、服が汚れづらいエプロンは袖口まで覆われていて、且つ下半身部分まである面積が広いものです。割烹着のように被って着れる服のようなエプロンは服への防御力が高いです。

次点で床や下半身への汚れは食べこぼしキャッチ能力が高いシリコンタイプで対処します。ビニールスタイのお食事エプロンの受け口ではキャッチはほぼ出来ないです。

 

とりあえずお食事エプロンを買おうとしてビニールのスタイをお持ちの方が多いかと思いますが、服も防げず食べこぼしも受け止められないという頼りないエプロンなんです…

上記の2点を抑えてエプロン選びをすれば汚れの被害が格段に減ることと思います。

2.離乳食で最も汚れないおすすめエプロン

離乳食で汚れづらくなるおすすめエプロンは2種類あります。

離乳食で汚れづらいおすすめエプロン
  1. 服を袖口まで全面的にカバーできる『長袖エプロン』
  2. 食べこぼしの9割をキャッチできる『シリコンスタイ』

この2種使いで格段に汚れから守ることが出来ますので、使用するメリットなどを順に解説していきます。

長袖エプロンのメリット・デメリット

離乳食における長袖エプロンはボディはもちろん、汚れやすい袖口までカバーできるアイテムです。

お子さん自身で一人食べを行う時期から必要となるものですが、離乳食で早めに取り入れることで無駄な洗濯も省けて今後も長く使っていくことができます。

サイズ感も大きすぎず小さすぎないので手入れする際に扱いやすいのも良いところです。商品によっては洗濯機で洗えるタイプもあるので複数枚でルーティンで使うと手入れ面でもより楽になります。

長袖エプロンのデメリット

長袖エプロンのデメリットしては、毎回着せるのが少々面倒臭かったり、離乳食初期の5〜6ヶ月はぶかぶかで少し大きい場合があります。本格的に使用する時期としましては、離乳食中期(7ヶ月〜8ヶ月)以降だと勝手が良いかもしれません。

防御力もサイズ的に下半身までは守れない場合があるので完全とは言い難いです。下半身のズボン汚れまで守りたい場合はより大きな一体型エプロンをおすすめしています。防御力は床・服ともに最強クラスです。

大きい分、手入れは長袖エプロンよりも手間はかかりますが、特にハイチェアとダイニングテーブルで離乳食を行ってる場合は床汚れの大変さが凄まじいので、吸盤付きの一体型エプロンを推奨しています。

床汚れを防いで負担を減らす方法に関してはこちらの記事で詳しく解説しております。

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後はごく稀に長袖エプロンも好まない子もいるので着るのを嫌がる場合もあります。こだわりの強い子だともしかしたら起こり得るかもしれません。

汚れやすい袖口の守りは高いですが、首元の守りは(どのようなエプロンでも)貧弱なので、別記事で紹介している母乳パッドやガーゼを当てるなどの一工夫でより一層防御力が高まります。

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シリコンスタイのメリット・デメリット

シリコンスタイは前述した通り、食べこぼしをキャッチする能力が最も高いです。

床汚れの要因の主な部分は食べこぼしにあります。長袖エプロンの下の方に付いている細やかなビニールポケットでは受け止めきれないほどに食材は滑り転がり落ちてきます。

他にもお茶や汁物といった飲み物であってもシリコンスタイは一時的に受け止めることができます。

固形物だけでなく流動性のあるものでも堰き止める力を持つので、服はもちろん床への汚れの被害が出にくいエプロンだと言えます。

手入れ面でも拭くだけで済んだり、油汚れが気になる場合は食洗機で回せるタイプだと入れるだけなので、負担もより一層軽減することが出来ます。

シリコンスタイのデメリット

シリコンスタイは装着出来れば神アイテムですが、お子さんが遊んでしまったり、首元が気になってしまい外してしまうなどの拒否が起こる可能性がかなり高いアイテムでもあります。

遊んでしまう場合の対処法は別記事で解説していますが、離乳食時以外に触らせて遊び飽きさせる方法なども一応はあります。

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拒否の場合は使用の継続は難しく、すぐに外されてしまうなどの動作でより汚れてしまう場合がありますので、逆に装着しない方がまだ汚れがマシかもしれません。

シリコンスタイの中でもメイクマイデイのような留め具がしっかりしたタイプだと外されにくいので、拒否の心配がある方は念のため外れにくいものを選ぶのがいいと思います。

万が一拒否が起こった場合でも、幼児期のまだ食べこぼしが続く時期になると再度活躍するタイミングがくると思いますので早めに使えればラッキーくらいの気持ちで利用してみるのもいいでしょう。

 

後は、シリコンスタイが使えなかった場合に首元にポケットが付いた長袖エプロンも商品としてありますので、裾にしかポケットが無い通常タイプよりも食べこぼしキャッチにはまだ多少貢献することと思います。

3.離乳食でのエプロン変更で上手くいった体験談

離乳食でエプロンを変更して上手くいった事例をご紹介します。

https://twitter.com/nyamnyam_cats/status/1719173721691480432?s=61&t=uHg7tqvTLzwRssFicfcUIA

https://twitter.com/matoko45536785/status/1368754926629744646?s=61&t=7OrI5CGvkqd8vQL3WlhNjg

https://twitter.com/toto0110tata/status/1440231815189458944?s=61&t=PUgfUlqX4_sUj5jH3n8e7g

https://twitter.com/tochamin13/status/1606624757935665155?s=61&t=sTQ1qq3THdm2LhxVjIDJtA

まとめ:離乳食エプロンは長袖エプロンとシリコンスタイがおすすめ

結論、長袖エプロンとシリコンスタイの装備が服・床ともに最も汚れづらくおすすめです。

床汚れや下半身のズボン汚れまでしっかりカバーしたい方には一体型エプロンも同様におすすめです。特にダイニングテーブルで離乳食を行っている方には吸盤付き一体型エプロンが最も防御力が高いです。

私自身もビニールスタイでしばらく離乳食を行っていたので、長袖エプロンの存在を早くに知っていれば…と後悔しておりました。

子育て期間はなかなか考え事をゆっくりする暇もなく、大変なことは時間経過で過ぎ去ってしまいがちです。後で振り返るとこうやってたらもう少し楽だったかもしれないなと当時の必死な自分では気づかない視点で物事を見れたり調べられるようになりました。

時間のない親御さんにそっと情報を渡して楽してもらえるようなブログにしたいなとそう思います。

この記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。何かしらご参考になりましたら幸いです。