汚れ対策

離乳食での床汚れを防止!食べこぼしの後片付けの負担を極力減らすための対策方法

こんにちは!栄養士のてばさきです。

この記事では離乳食時期や完了期以降に起こる床が汚れすぎる問題を防止する対策方法を解説していきます。

離乳食で一人食べをするようになってから汚れが色んな場所に飛び散って後片付けが半端ない…特に床の汚れ方が凄くて毎回大変すぎる…

色々対策してみてもどうもイマイチ意味ない気がするし、何か良い方法があるなら試したいな。

一人食べが始まると思ったように食べれなかったり落としてしまったり、かと思えば遊び始めて余計に散らかってしまったりと後片付けに毎度追われてしまって大変ですよね。

服の汚れの対策は別記事でご紹介しましたが、床や絨毯に落としてしまって床掃除や洗濯に追われてしまう方へ床汚れ防止して負担を減らす対策方法をいくつかの視点から複数ご紹介しております。

まだ試したことがない方法などありましたら役立つ内容になっているかと思います。ご参考にしていただけると幸いです。

1.離乳食で床の汚れを防ぐための方法4選

離乳食の際に床汚れを予防&負担を減らすための対策は4つあります。

床汚れ防止と負担軽減対策
  1. 床へ敷物をする(※4種)
  2. エプロンを一体型タイプへ変更する
  3. 脱衣所や風呂場、フローリング上など場所を変える
  4. 床拭き家電の活用

順に解説していきます。

床へ敷物をする(4つある)

こちらは定番かと思いますが、椅子の下に敷物を敷いて食べこぼしを受け止めてもらう方法ですね。

おすすめとしましては

  1. 新聞紙
  2. レジャーシート
  3. マスカーテープ
  4. 園芸シート

以上4つとなります。もうどれか試された方も多いのではないでしょうか。

それぞれどんな方に最適か、今後他に使える代用案やデメリットなどもお伝えしますね。

欠点を補い合えることも考えるとひとつの方法のみならず、用途や場面で分けられる複数使いもおすすめです。

1.新聞紙(おすすめ度:★★)

新聞紙を敷く大きな利点としては、どれだけ汚れてもそのまま丸めて捨てられるので手入れが必要ない点です。

後片付けの手間がほぼゼロなので負担はかなり軽減できますし、守備範囲を広げることが出来るので小さすぎて食べこぼしがキャッチできないといったことも心配なくて良いですね。

デメリットとしては紙なので水分には弱いです。汁物や飲み物をよくこぼしたり、まだ離乳食自体が初期段階で緩いテクスチャだと床への防御力が低いのが難点ですね。

後はカサカサと音が鳴るので変に赤ちゃんの興味をひいてしまうこともあります。

動きが激しい子などの場合も椅子の動きで破れてしまう可能性もあるので注意です。

新聞をとっていない方からするとコスト面も気になる所ですね。余裕があれば定期購入もいいと思いますが、一度配偶者さんの職場から不要であればもらってきてもらうなどの手もあるので、まず試してみて様子を見てみるといいでしょう。

2.レジャーシート(おすすめ度:★★★)

レジャーシートは思いつきやすいのもあって多くの方が取り入れている方法ですね。私も当時は基本的にレジャーシートで対応しておりました。

水も弾く上にサイズ感も大きなものがいくらでもあるので床への防御力はピカイチです。

お子様が大きくなっても遠足などで使用頻度が高いものなので、長く使えて無駄がないのもおすすめな理由です。

ただし、毎回洗ったり拭いたりする手間が発生するので負担軽減には微妙な面があります。

そこまで頻繁に綺麗にしなくても大丈夫な方にはとても良いのですが、どうしても汚れやカビるなど心配で気になってしまう方には「洗えるタイプのレジャーシート」もありますので、そちらですと洗濯機の活用で少しは負担はマシになるかなと思います。

3.マスカーテープ(おすすめ度:★★★★★)

マスカーテープは壁の塗装の際に使用する製品で、養生テープと透明のビニールが一体になっている商品です。

どこまででも広げて保護できる便利アイテムなので、食べこぼしを防ぐのにかなり役立つ離乳食ライフハック製品ですね。

Xで数年前から話題となっており色んな方が試されています!私の時にはなかった方法!戻れることなら絶対これでやりたかった(泣)

床だけでなく、机から何から何まで保護できるので汚れを防ぐのにどこにでも使えるし、局所的にも広範囲にも使えるので、使い勝手がかなり良く食べこぼし防止には最もおすすめです。

拭くのも剥がして捨てるのも自由なので気力に合わせて使える点も魅力ですね。

デメリットはあまりありませんが、絨毯の上などには使いづらいのと、継続的に使用する上でコスト面が多少は気になってくるかもしれません。

4.園芸シート(おすすめ度:★★★★)

園芸シートは土作りや植え替えなどをする際の製品で、四隅をスナップで留めて立たせると箱のような形になるシートです。

汁物やお茶をこぼしても、どこまでも流れていってしまわないので水を堰き止める力が最強なのが他と違う良い点です。食材ではなく汁物をとにかくよくこぼす子には正直これ一択かなぁと思います。

他の用途としては粘土遊びや工作、ブロックやパズル遊びなど散らかる家遊びをこの中で行えます。

今後のオモチャの片付けの負担軽減にも一役買うので決して無駄にはならないですし、レジャーシートと違って見た目が汚れても外に持ち出すことがないので神経質にならなくても良いのもメリットかなと思います。

 

デメリットはやはりレジャーシートと同じく洗ったり拭いたり手入れの手間が発生する点ですね。

しかし四角の形状ということもありレジャーシートよりは洗いやすく、お風呂場だとシャワーなどで流しやすい面もあるため人によってはそこまで負担に思わないこともあるかもしれません。

エプロンを一体型(※吸盤付き)へ強化

なるべく床に落とさない状況を作るために一役買うのが長い一体型エプロン(吸盤付き)ですね。ハイチェアをお使いの方には特に必見です。

床に食べこぼしが落ちる経路として机と身体の隙間から落ちていることが大半かと思います。

現在のエプロンの装備の状況も個人差があると思いますが、『長袖エプロン+シリコンスタイ』の組み合わせは服も汚れづらく通常であれば事足りますので初期武装としておすすめしています。

しかし机との隙間問題により床汚れには対応しきれない面がありますので、『一体型エプロン+シリコンスタイ』へ変えていただくことで机と身体の隙間が埋まり、床へこぼれ落ちる頻度や量を格段に減らすことができます。

その中でも良いのが吸盤付きのタイプで、多少の動きではズレないので防御力は最強レベルの製品です。吸盤がきちんと付けれる素材の机であれば迷わずこちらをおすすめします。

逆にダイニングテーブルが木の素材であったりで吸盤が付かないなどもありますので、そういった方は吸盤なし長い一体型エプロンや、もしくは食べこぼしキャッチポケットつきのシリコンマットなどが良いかと思います。

いずれにせよ、ハイチェアとダイニングテーブルで食べるスタイルから変えられない方には特におすすめできる方法かと思います。

 

エプロン全般の性能や選び方ついての詳しい記事は別記事に書く予定ですのでもっと知りたい方はそちらにてご参照ください。

※リンク

 

3.脱衣所や風呂場、フローリング上など場所を変える

床汚れ予防とは少し主旨が外れますが、掃除負担の軽減を考えて汚されたくないエリアからの脱出を図れるのであれば最適解だと思います。

一番負担にならないのはお風呂場です。夏場なら服も脱ぐか薄着で行えて汚れ面でも片付け面でも色々都合が良いので抵抗のある方も限界を感じたら行って良しです。(※服を脱いで行う場合は肌が荒れていないか確認をお願いします。肌が弱っているときは食材が触れて荒れてしまうかもなので非推奨です。)

次に脱衣所もいいです。床は防水ですのでどれだけこぼされても床が痛む等の心配もいらないのが良い部分です。たとえ本人が汚れてもそのままお風呂に直行しやすい動線があるのも助かる点ですね。

ただ脱衣所も冬場は冷えるので、季節的に不向きな場合もあります。

 

リビングで食事をさせたいという方はフローリングの上でバンボのような床置き椅子で食べるスタイルが床汚れに関しては最も負担が少ないかなと思います。

もし現状『ハイローチェア+ダイニングテーブル』のスタイルであり、その上テーブルの下が絨毯といった環境の方は今後もかなり苦しいというか、食べこぼし三重苦状態なので、椅子か絨毯どちらかを変更した方がいいのかなと思います…心苦しいですが、食べこぼし自体はまだまだ続くのでメンタル的にも今のままだと辛いんじゃないかと思います。

椅子だと買い足すのも抵抗があるだろうとは思いますので、例えばバスチェアをお風呂と離乳食兼用で使うなどすればもったいなさも少ないですし、バスチェアなので椅子自体が汚れても水で流してしまえるのでお手入れ面でも楽でおすすめです。

ただ注意なのがあくまでバスチェアなので机がついてないタイプが多く、なんとなくあってもスペースが狭くて一人食べできるような商品かと言われるとう〜〜んまぁ狭いからなんとも…という部分はあります。

きちんと食事に使えるようなバスチェアもあるにはありますがやはり数はとても少ないですし、5ヶ月〜6ヶ月だとまだ早くて使えないなどの時期的にネックな部分もあります。

この辺りは机を他で代用できるか、ハイローチェアと使うタイミングや頻度を切り替えるか、まだ初期の段階であり、意欲が出るまで食事介助をメインにするかなど状況による判断によって適切な製品を選んでもらうのがいいかと思います。

※リンク

椅子を買うのはどうしても…という方はもう絨毯を一度取っ払うか、安い撥水性のカーペットへ変更する必要が出てくるかなと思います。

食べこぼし自体はどうしても3歳〜4歳頃まで続くので、ハイローチェアでガチガチに位置固定されてる&絨毯の上で離乳食・幼児食を続けるのは掃除面でかなり厳しいので、タイミング的にも検討の余地はあるかと思います。

ニトリにあるような撥水のカーペットラグなんかはサイズも好きなようにできて安いのでかなりおすすめです。子持ちの知り合いの家に行ったらダイニングテーブルの下は大体こういうのか全面ジョイントマットとかですね。安価ですし汚れても拭いて終わりなのもいい点です。

4.床拭き家電の活用

こちらはもう予防ではなく掃除面での負担軽減であり、コスト面で余力のある方のみの方法ではありますが、ブラーバやTinecoなどの水拭きをしてくれる家電の活用をおすすめしています。

このような時短家電の導入時期としては最適ではありますし、今後も食べこぼしは幼児期が終わるまで長く続きます。

床拭き家電ではブラーバとTineco(水拭き掃除器)が2強かなと思いますが、もし購入を検討されるのであれば選び方には要注意です。

ブラーバについて

ブラーバは自動で床拭き出来る点が魅力ではありますが、水分よりも食材の食べこぼしが多くそちらに手間を感じている場合は負担軽減にまでならないかもしれません。床に物が多くブラーバが走れない環境の場合もまずは環境改善が必要になります。

しかし既にルンバをお持ちの方でしたら連携できますし、床拭き性能自体は申し分ないため食べこぼし時期が終わっても活躍する製品だと思います。

自身もルンバヘビーユーザーなのでやはりハンズフリーの楽さは身に染みて実感しております。他の家事などをしながらも動いてくれている有り難さがもう半端じゃないです。

Tineco(水拭き掃除機)について

一方Tinecoは水陸両用掃除機のような製品で、手動にはなりますが食べこぼしも水分も何でもかんでも全部吸い込んで一通り綺麗にしてくれます。

部分的にガッと瞬時に綺麗にしたい人にはむしろこちらの方がおすすめですね。

もし新しい掃除機を考えているタイミングでしたらこちらで一旦兼用してみるのもありかなぁと思います。

食べこぼし時期が終わっても使えはしますが、まぁその時になればクイックルワイパーなどでもそんなに困らないので必要性に疑問は生まれてくるかもしれません。

 

ただどうしても双方同じくらいコストがかかる部分はネックではありますので、あくまで余力のある方に向けてより負担が少なくなる方法の一案としてお伝えさせていただいております。

2.離乳食で床汚れ対策が上手くいった成功体験談

離乳食時期に床汚れの対策が上手くいった体験談をご紹介します。

また、複数の方法を使って対策をしている方が多くいらっしゃいます。

新聞紙で対策

レジャーシートで対策

https://twitter.com/pois__23/status/1667845893075390465?s=61&t=zPoEI2KdsSZgDcJXU4xaug

 

マスカーテープで対策

https://twitter.com/kabunushi0601/status/1634706338763902977?s=61&t=DayZc13mt2bYpH97GeDw_w

 

https://twitter.com/mochi_miko00/status/1439870474855452672?s=61&t=mUBNe4vROB0Uni6x7WW7Yw

https://twitter.com/madotasuy/status/1728360348682736079?s=61&t=H-w3-2Zs5Z6_tSKI5fFfHw

 

園芸シートで対策

https://twitter.com/bujibujiji02/status/1300253317960933379?s=61&t=4UqcyKj4yBeJWfrhhJCA-Q

https://twitter.com/minimomwife/status/1659057127942676480?s=61&t=mrCjO9Ih18an_Y3BOMNgtw

 

 

 

一体型吸盤付きエプロンで対策

https://twitter.com/chibi_harugon/status/1434028716661768192?s=61&t=-JfJYQcY3ETp6JldjM1nyA

https://twitter.com/97smw9dddvz5gr0/status/1658072049259257856?s=61&t=ASC7h2WauoDMHYk2KStFUg

 

https://twitter.com/devinon/status/78994488793632768?s=61&t=t0kt7ueaJAA52LN9Tg3Fog

 

場所を変える

床拭き家電の活用

https://twitter.com/kiwamimochicoh/status/1662067342237630464?s=61&t=b8uRC7yJ81Zr3dHy3J85Ug

 

https://twitter.com/moriennu/status/1575372153242820608?s=61&t=AkUmDGsDbZh7D_INoQdJ3Q

https://twitter.com/akar1ng/status/1694873048460165318?s=61&t=1_SHP4rbiokJo234p0lL_Q

https://twitter.com/misakimichy/status/1735840207017005214?s=61&t=4gWuNDy5WfXl3WcVRMrbnw

まとめ:床汚れを防ぐためには場所の工夫とアイテムで乗り切ろう

結論、床汚れを防ぐには場所の移動やアイテムを駆使して対処するのがいいです。

他にも初期でなければ汚れにくい離乳食を準備するなどの手もありますのでまたメニューなどもご紹介しますね。

しかし遊び食べが酷く食事自体が進んでいない場合はまず食事を摂ってもらうことに注力すべきかと思いますので、今記事の内容と合わせて別途遊び食べの対処記事をご参考にしていただければと思います。

この記事がお役に立ちましたら幸いです、最後まで読んでいただきありがとうございました。