どうも!埼玉に住み始めて早3年のてばさきです。
10月27日の埼玉参議院補欠選挙が始まりましたね。
10月27日に行われる予定の参議院埼玉県選挙区補欠選挙に「翔んで埼玉」の2人が再登場です!再び埼玉県の味方をする気の2人が本アカウントにも登場しますので、お見逃しなく!https://t.co/89MFoDAhmq#参院補選#翔んで埼玉 pic.twitter.com/QwqXGY8YiE
— 埼玉県選挙管理委員会 (@saitama_senkan) October 4, 2019
前回に引き続き、このインパクトの強い『翔んで埼玉』の選挙ポスターのおかげで忘れず期日前投票に行くことが出来ましたw
さて、今回の補欠選挙の候補者は
- 上田清司さん(無所属)
- 立花孝志さん(NHKから国民を守る党)
このお二人の一騎打ちです。
普段は立憲民主党を支持している私ですが、今回ばかりはかなり悩みました…
白票も検討したのですが、結論から言えばN国の立花孝志さんに投票しました。
選んだ理由をまとめましたので、これから選挙へ行くか迷っている埼玉の方の参考なればと思います。
Contents
上田清司さんへの懸念
理由の一つが上田清司への不信感というか、懸念ですね。
この方に投票する理由も特に見つかりませんでした。
上田清司さんってどんな人なの?
上田清司さんがどんな人なのかザックリ調べて見ました。
- 前埼玉県記事
- 犯罪件数や中学生の不登校の減少に貢献した実績
- 年齢は71歳(お、おじいちゃん…)
警察官を増やして埼玉の治安を改善したようなことを主張する方もいますが、よくよく調べてみると、警察官の数は増やせない代わりに民間パトロールの数をめちゃめちゃ増やしたというではありませんか。
埼玉県はひとりあたりの警察官で受けもつ人数が740名。全国でいちばん多かった。とはいえ、すぐに増やすことはできません。そこで「わがまち防犯隊」と呼ばれる民間パトロールを増やしたんです。それもめちゃめちゃ増やしました。当時515団体だったところ「1万団体にしよう」と提案したのです。役所の世界では5年で10%増やすのが一般的だったので、みんな目を白黒させていましたね(笑)。
1万団体まではいきませんでしたが、2年後には東京都を抜いて全国1位の規模になりました。現在もダントツの1位です。
結果、平成26年の犯罪件数は7万6857件に減少しました。
税金がかかる警察官が増やせないけど、無料という名のボランティアでこき使える民間パトロールを増やして、犯罪件数減りましたー!!不登校児減りましたー!!って言われてもね…
老後の年金生活を送っていて時間に余裕のある高齢者がしてくれているならまだしも、子育て世代のママさんがPTAを通して無理強いされていないか心配です。
何でもかんでも自治体に仕事投げて良いように無銭で働かされる感じが私は嫌いなので、これを実績と言われると少しモヤモヤしますね。
71歳のおじいちゃんということもあるのか、明らかに時代に合っていない印象を受けました。
上田清司さんは自民入り?改憲派?
無所属ということもあり、立ち位置もかなり曖昧なようです。
与党からも野党からも支援があるようで、もはや闇鍋状態です。
というのも、立憲民主党と国民民主党は護憲派にも関わらず、改憲に前向き且つ、自民に寝返る可能性が高い上田清司さんを支援するというではありませんか!
自民党の二階俊博幹事長は1日の記者会見で、上田氏について「立派にやってこられた。今後も活躍されるだろう」とエールを送った。2人はかつて旧新生・新進党に所属し、旧知の間柄。自民党埼玉県連には県政で対立した上田氏への反感が根強いものの、党幹部は「来たいというなら入れてやる」と手を組むことに柔軟な姿勢を示した。
下村博文選対委員長はこの日の党役員会で「上田氏が憲法の議論に前向きだと表明したことを考慮する」と説明。「改憲勢力」と位置付け、野党共闘を乱す狙いもありそうだ。
これは私同様に票に迷う人が続出しても仕方ない事かと思われます。
れいわから候補者が出てくればそちらに票を入れたかったんですけどね。残念です。
演説の動画を見てみると、応援勢も凄いメンツですね。笑
現市長、現知事も駆けつけているあたりがね…ヒイキも良いところだよね〜
無所属でここまでコネクションがあるってかなり違和感があります。
埼玉補選は職を入れ替えるだけの名ばかりの選挙?
今回の選挙が実地されたのは何でも、立花孝志さんが立候補してくれたおかげらしいのです。
私も選挙の仕組みに詳しくはないのですが、どうやら上田清司さんは自動的に知事になる予定だったみたいですね。
今回の埼玉補選は、埼玉県知事だった上田清司・候補者と参議院議員だった大野元裕(おおのもとひろ)氏の職を入れ替える選挙と言われています。上田清司・候補者と大野元裕氏がの思惑は以下とみられます。
上田清司・・・埼玉県知事 → 参議院議員
大野元裕・・・参議院議員 → 埼玉県知事埼玉補選には、22億550万円もの費用が使われるそうです。もちろん税金です。上田清司・候補者と大野元裕氏の職を入れ替えるために、22億を超える税金が使われるのです。どう思いますか?埼玉県民、国民をなめすぎだと思いませんか?
引用:参院埼玉補選で上田清司に投票してはいけない!その理由とは?
引用元の記事がバッサリ切ってくれている通りで、選挙費用22億円が丸々誰かの懐に入る可能性があったわけです。
だって選挙活動する必要ないってなると、その分経費浮くもんね???
応援勢みんなで山分けするつもりだったのかなー?^^(全部妄想だけどね☆)
これが上田清司さんに票を投じるわけにはいかないな…と思った1番の要因でしたね。
立花孝志さんは至極真っ当だった
『NHKをぶっ壊す!!!』でお馴染みの立花孝志さんですが、一見狂ってるように見えて(いや、事実として狂ってはいますが)案外まともだし反既得権益の味方だし、人間性は悪くないのでは?と感じました。
補選に立候補するために参議院議員を辞職
今回の補欠選挙に立候補者が出なかった場合、前述した入れ替え選挙の実態は明るみに出ずに終わっていたでしょう。
立花孝志さんが国会議員を辞めてまで補選に立候補した理由の一つとして、この入れ替え選挙の実態を多くの人に知ってもらう狙いがあったと思われます。
(もちろんパフォーマンスも兼ねてではあるかもですが)
立花さんが辞職して空いた席には繰り上がりでN国の候補者が当選するようなので、党全体のことを考えての判断なのでしょう。
それでもまだ任期が6年残っているにもかかわらず辞職を決めたというのは、自分の立場やお金にしがみつかずに既得権益と戦う覚悟があることが見受けられました。
立花孝志さんは改憲には中立?
N国党は政策の幅が狭いので、改憲に関して言及しても仕方ない節はあるのですが、立花さん曰く、改憲は国民が決めることなので反対も賛成もしないが、『改憲の発議には賛成』ということみたいです。
うちの党としては直接民主主義ですから、それを導入していくということなので、憲法を改正していくのは国民の皆さんということなので、憲法改正に反対してはいけない党なので、反対はしない方向では考えているんですが。一方でNHKのスクランブル放送をしなきゃいけないのが強いので、簡単に言えば自民党さんには『憲法改正を賛成したいので、早くスクランブル放送を検討してくれませんか。』と今聞いてる感じ。うちの党としては憲法改正の発議に関しては反対する理由がないので…憲法改正の発議には賛成です。
憲法改正については賛成でも反対でもありません。ただし、憲法改正の発議については賛成をします。決めるのが最後は国民の皆さまであるので…国民の皆様の判断を国会で止めることになってしまうので。
引用:YouTubeより【参院選ドキュメント】埼玉選挙区補欠選挙が始まりました!
この辺りは護憲派の私のしては煮え切らないですし、上田さんとそう変わらない気もしますけど、N国の方針上、憲法を既得権益の都合よく改正することは良しとしないのではないかと思われます。
あくまで希望的観測ではありますが…
消費税5%、ベーシックインカムの導入を目指す
立花さんの考えや方針としてはこのような感じです。
- 既得権益をぶっ壊す
- 消費税5%に戻す(れいわと共闘も視野に入れてる?)
- 足りない社会保障費は金持ち(贅沢品)から課税する
- ベーシックインカム制度の導入を目指す
高所得者が社会全体を支える構造を実現しようとしていることが伺えます。
方針としてはれいわとそこまで変わらないような気もしますし、支持している人の気持ちもよく分かります。
ベーシックインカムについては私自身、格差社会の良い形だと思っています。
ベーシックインカムとは所得の保障として一定額を国民に現金支給する制度のことです。
日本では『最低所得保障』と呼ばれています。
そう遠くない未来にロボットが人間の代わりに労働するようになれば、職を失う人が続出するわけですし、無理矢理働かなくても最低限の所得保障があるというのは心の安定にも繋がると思うので。
生活のためにやりたくない仕事を我慢して耐えている多くの人が解放されて、各々が自己実現や好きなこと、やりたいことができる社会になれば素敵ですね。
その代わり、配当されたお金をどう使っても自己責任という懸念もありますが…
今の社会保障と上手いこと組み合わせてセーフティネットを作れれば最強ですよね。
立花孝志は拝金主義?
立花さんのことを『お金目当てでしか動かない』拝金主義だと言う人も多いのですが、私はむしろお金は二の次なのでは?と感じました。
立花さんはYouTubeをされているので、収入源はYouTube広告から安定して供給されています。
だから参議院議員を辞職しても痛手でもなんでもないんです。
権力にしがみつく行為こそが政治を腐らせる原因になると言う事なのでしょう。
お金目当てで政治家になる人も大勢いますしね。
そうならないためには自分で収入を得る他ならず、YouTubeはまさにそのための適切な媒体なのでしょう。
N国党の候補者には全員YouTubeを勧めているようですし、理論としては納得です。
炎上商法も計算のうちと言ったところでしょうか。
お金になると言うこともそうなのですが、政治に関心のない層にも名前を浸透させ、興味を向けさせるためにわざとやっている感じがします。
残念なことに、どんなに良い政治家であったとしても、知名度が低いと当選は難しいですし。
わざと目立ち、多くの人に己の信念や言の葉を伝え、耳を傾けてもらう。支持してもらう。
立花孝志さんの目的はそこにあるのであって、お金はその為の道具でしかないと言うわけです。
YouTubeを含めた政治活動に適切なお金を得ることを考え、別の目的のために邁進する方が拝金主義だとは到底思えません。
それに、お金の話を大っぴらにする人よりも、信念もなく黙ってお金にしがみついてる人の方がよっぽど害悪で意地汚いんじゃないの?と思うわけです。
まとめ:悩み抜いた末、埼玉補選は立花さんに投票しました
こんな感じで、立花さんのYouTubeを拝見し、N国支持者もといN国の印象が少し変わったので票を投じることにしました。
こちらのドキュメント動画でN国陣営や立花さんの人となりがわかるかと思います。
皆さんかなりまともでビックリしました。
まあ、わざとにしても普段の過激な煽りに関しては生真面目な私には刺激が強すぎるので、恐らく支持することはないでしょう。笑
意見や考えを無理矢理ねじ込んでぶっ通す!!!みたいなのも、自分とは肌感覚が違いすぎるので…笑
しかしこれからも一ネットユーザーとして注目したい政治家ではありますね。
今回に関しては71歳のおじいちゃんよりも、感覚の若い52歳の立花さんの方が民意を反映することができると思いましたし、良い意味で政治が変化していって欲しいとの想いも込めました。
ついでにアベ政権や自民党もぶっ壊してくれたら良いなぁ。
おわり。